薬剤師国家試験後に就職活動をする薬学生さんは増えているといわれます。昔は在学中に就職活動をして内定をもらうのが当たり前でしたが、最近は少しずつ変化しているようです。

最近の学生の考えとして、「内定をもらったとしても薬剤師国家試験に不合格だと、先方(内定を出している病院や調剤薬局)に迷惑をかけてしまう」というのが大きな理由になっております。昔よりも合格率が下がっているので、その考えになるのも少し頷ける気がします。

薬剤師国家試験に合格するまでに就職活動を行わないことのデメリットはなんでしょうか。これには、以下のようなものがございます。

・合格後に活動すると4月1日入社に間に合わない

・製薬メーカー、病院などの募集が非常に少ない

・薬局、ドラッグストアの情報収集する時間がない

国家試験合格発表後に就職活動を始めるとデメリットは多いかと思います。3月の最終週に合格発表があるため4月入社に間に合わず、集合研修が受けられなかったり、集合研修に出られないため同期とのつながりが作りづらかったりします。

また、人気のある製薬メーカーや病院などは定員に達してしまい、募集が非常に少なくなっています。また、就職活動に伴う情報を収集する時間もありません。

そうした中、今回は薬剤師国家試験を合格後に就職活動をはじめた、病院へ就職を希望する神奈川県横浜市にお住まいの新卒薬剤師さんをサポートしたエピソードを紹介します。

【薬剤師国家試験合格後の就職活動】

弊社は薬剤師さんの転職支援の会社ではございますが、大学を卒業された直後の薬学生さんの就職支援も行っております。今回の薬学生さんは弊社の「ファーネットキャリア」というポータルサイトからお問合せ頂きました。そこでまずは、横浜市にあるこの学生さんの最寄駅のカフェでお顔合わせをして、じっくりとお話させて頂きました。

この方は国家試験の合格発表後に就職活動をすると決められていたようです。理由を聞くと、国家試験に合格できるか分からず、先方に迷惑をかけたくないからだと話をしてくれました。

面談カウンセリングでお話を伺っていると、病院へ就職したいとのことでした。学生時代には就職活動をほとんどしていなかったため、いまの時期に病院へ就職するのは難しいことと理解していないようでした。

そこで、私は来年の募集を待って応募するか、今から働くのであれば、比較的色々な選択肢がある薬局で就職するのが良いのではないかと提案をさせていただきました。

しかし、ご本人はどうしても今年から病院で働きたいと希望しているため、難しいかも知れませんが頑張って求人を探してみますと返事をしました。さっそく病院さんを探すにあたり要望をお伺いすると、主な希望は以下の通りでした。

・病棟勤務ができる病院

・病床数は200以上

・服薬指導に時間を避ける環境

・通勤時間は1時間以内

上記の要望であれば、受け入れてもらえる病院さんはいくつかあると思いました。「500床以上の総合病院」「通勤時間が30分以内」などの条件であれば、働ける病院は限られます。ただ、「病床数が200床程度」であり、横浜市のような都心部で「通勤1時間以内」であれば、求人はそれなりにあるのではないかと思いました。

さっそく通勤可能の求人のリサーチを100件以上行い、ご本人の希望とかけ離れたものを除き、以下の3つの病院をご提案させて頂きました。全ての病院の見学をしたいとのことだったので、見学日程を調整し、病院さんへ向かいました。

このときの求人は以下のようになります。

①自宅から60分かかる300床の診療科目が少ない療養型病院

②自宅から30分かかる500床の診療科目が多い総合病院

③自宅から40分で駅近の250床の診療科目が多いケアミックス病院

①の病院は診療科目が少ない療養型の病院で夜勤がない病院でした。病棟業務中心の病院でしたが、薬剤師さんの在籍数が少なく、同期もいないような環境なので、新卒の方には少し物足りなさがありました。

②の病院ですが横浜市内でも有数の最先端医療に取り組んでいる病院でした。当直・夜勤があり、残業時間も多いですが、勉強できる環境がある病院だったので興味をもって頂けました。

③の病院は診療科目が多い、ケアミックスの病院でした。患者さんとのコミュニケーションを大事にしており、病棟勤務に力を入れているとのことでした。薬局長は物腰柔らかであり、勤務薬剤師の方々もアットホームな雰囲気で勤務されておりました。4月から新たに働くことになった新卒の同期も1名在籍しており、お互いが切磋琢磨できる環境も整っておりました。また、当直、夜勤がなくプライベートも充実できる病院でした。

3つの病院の見学が終わると、③の病院の面接を受けたいとのことでご連絡をいただきました。仕事内容も条件も雰囲気も申し分ないとおっしゃって頂きましたが、面接を受ける決め手となったのが、「大学で研究していたアロマを病院で生かしてみないか」と薬局長に言われ、それが嬉しくて受けることを決定されたようでした。

【面接対策からいざ本番へ】

この方にとって面接は初めてで非常に不安がられていたので、私(コーディネーター)と模擬面接をして、病院さんとの面接に進むようにしました。聞かれることが多い内容の質疑応答の訓練と、面接時の部屋の入室から退出までの流れのシミュレーションを行いました。

薬剤師さんには事前に聞かれる質問を想定して、以下の質問に対して答えられるように考えてもらってきました。

○志望動機
・なぜ『病院薬剤師』をしたいのか
・なぜこの病院を志望するのか

○薬剤師観
・なぜ薬剤師を目指したのか
・薬剤師にとって大切なことは何か(これからの薬剤師に重要なこと等)

○将来像
・この病院では何がしたいのか
・3年後、5年後、10年後はどういう風に働きたいか

○自己PR
・強みや長所を教えてください
・苦手、弱い、短所を教えてください

○学生生活/アルバイト経験
・学生時代に力を入れたこと(研究等)
・アルバイトをしていましたか

○特技/趣味
・特技、趣味などあれば教えて下さい

○その他
・どういう交通手段で来たか

訓練した翌々日、③の病院に面接へ伺いました。弊社ファーネットキャリアは面接のときも薬剤師さんに同行して、一緒に面接に望みます。同行することで緊張感のある場を和ませたり、年収や休日の日数など条件の刷り合わせをしたりします。

事前に模擬面接を行っていたことにより、受け答えもはっきりと丁寧にでき、先方さんからの印象も良かったです。面接は終始和やかに進み、無事終えることができました。
そして、その場で内定をいただき、薬剤師さんもぜひお願いしますとのことで病院に働くことが決定しました。

登録頂いてから1週間で入職が決定しましたので、4月中に病院で勤務することができました。薬剤師さんから「1週間で満足できるような環境で働くことができるなんて思いませんでした。最悪、来年の入職を考えていたので、ファーネットキャリアにお願いして良かったです」と言ってもらえました。

国家試験合格後に就職活動を上手く行うには「短い時間で効率良く情報収集」することが重要です。1人で就職活動して探すのは効率が悪く、会社説明会も開かれませんので、知ることができる情報は限られてきてしまいます。

そこで、就職支援のプロにお願いすれば、一番上手な就職活動ができます。弊社ファーネットキャリアは国家試験合格発表後に就職活動される学生さんをこれまでに何百人もと支援しております。ノウハウ、実績ともにありますのでご安心してお任せ下さい。このような状況で就職にお困りの方はファーネットキャリアまでお問合せ下さい。

ファーネットキャリアが最高の転職を実現させます

薬剤師の方々が私たちのような転職エージェント(転職サイト)を利用することによって、「多くの求人から、、希望条件に合う職場を見つけることができる」「職場見学や社風の調査を含め、ミスマッチを事前に防止できる」などを行うことができます。これを自分一人で行うことはできないため、転職エージェントが代わりに行うことは大きな意味があります。

弊社ファーネットキャリアでは薬剤師専門の転職支援を行っていますが、このサービスによって良い職場で働ける薬剤師さんを増やすことが当社の指名です。既にある求人を提示するのではなく、必ず面談を行うことでヒアリングし、その内容を元にしてゼロから求人を作成するなどによって、当社ではミスマッチを極限まで減らすことに成功しています。

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